日本語の読解で日本文化を知る:『抽選機』
- 林果先生
- 2024年6月28日
- 讀畢需時 2 分鐘
已更新:2024年7月6日

【日】 「カランカラン」という鐘の音に続く「おめでとうございます!2等です!」という声。商店街やデパートで行われている福引抽選会に、誰もが一度は挑んだことがあるだろう。
【中】 随著“叮叮叮”的铃声响起,“恭喜!您中了二等奖!”的声音传来。在商店街和百货商店举办的抽奖活动中,大家一定都曾经试过一次。
【日】 何十枚と引き換え券を握り締め、鼻息荒く箱を回す人もいれば、「どうせ当たらないよ」と言いながらもその目は真剣、なんて人もいる。
【中】 有人手握几十张兑换券,兴奋地转动箱子;也有人嘴上说着“反正不会中奖”,但眼神却格外认真。
【日】 そんな抽選会に欠かせないのが、ガラガラ回すあの道具。一般的に「抽選器」などと呼ばれているが、「ガラガラ」や「ガラポン」などと呼ばれることも多い。
【中】 这种抽奖活动中不可或缺的,就是那个嘎啦嘎啦转动的工具。一般被称为“抽签器”,但也常被叫作“嘎啦嘎啦”或“嘎啦碰”。
【日】 その「ガラガラ」は、1台どのくらいの値段がするのだろうか?
【中】 那么,这种“嘎啦嘎啦”一台的价格大概是多少呢?
【日】 メーカーや大きさにもよるが、玉が1000発程度入る業務用抽選器の金額は3~7万円ほど。中に入れる玉や受け皿などの備品を合わせても、10万円は切るお値段だ。
【中】 根据制造商和大小的不同,可以容纳约1000个球的商用抽签器价格大约在3万到7万日元之间。即使加上里面的球和接盘等配件,总价也不会超过10万日元。
【日】 定期的に抽選会が行われる施設なら、購入しても安いと感じるかもしれないが、たまにしか使わない人は安くすむレンタルの方が向いているだろう。玉を合わせたレンタル料は3日で3000円前後。大きければ1日で5000円のものもある。抽選に挑む時は、このレンタル料、できれば抽選器の値段以上の賞品をゲットしたいものだ。
【中】 定期举办抽奖活动的场所可能会觉得购买划算,但如果只偶尔使用的话,租赁更为经济。加上球的租赁费用约为3天3000日元左右。如果是较大的抽签器,一天的租赁费用可能达到5000日元。参与抽奖时,大家都希望能赢得超过租赁费甚至抽签器价格的奖品。
【日】 余談だが、この抽選器、実は『新井式廻転抽籤器』というのが正式名称。帽子屋を営んでいた新井さんという人が、抽選会をするのに帽子の箱を使って抽選器を作ったのが始まりだそうだ。
【中】 顺便提一下,这种抽签器的正式名称其实是“新井式回转抽签器”。据说最初是由一位经营帽子店的新井先生用帽子的盒子制作的,用于抽奖会。
参考資料:『モノの値段』
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